3月16日 13:30〜15:30 zoomにて第2回 コトおこラボネットワーク2022を開催しました。参加者は学生14名、島根大学の教職員10名、自治体や企業の方が6名でした。
「コトおこラボ」は今年度から開始されたしまだいアントレプレナーシップ教育の活動の一つです。昨年度はキックオフイベントとして第1回を開催し、今回のコトおこラボネットワークは第2回目です。本イベントでは地域貢献や社会貢献を主目的としたプロジェクトやビジネスコンテストで入賞したプロジェクト、実際に起業している事例まで、それぞれユニークなプロジェクトが島根大学から7件、広島大学の1件の報告がありました。それぞれ発想が面白く、レベルも高い企画が多いため,参加者同士が大いに刺激され,多くの質問やコメントが交わされました。
プログラムは以下の通りです。
発表者 | タイトル | 内容 |
島根大学 吉田 怜夏、淺野 栞菜 | 小泉八雲で島根を盛り上げよう | 文化資源を使った地域貢献を目指し、自分たちでデザインした日めくりカレンダーを作成し、その効果を調査する |
島根大学 奥井 大貴 | テクノロジー×クリエイティブ ユーザーにとって本当に価値のある体験の開発 | 重度心身障害児向けのアプリケーションや授業ツールの開発による当事者と支援者のモチベーションの向上を目指す |
島根大学 中村 諒一 | 古民家リノベーション&稲作と野菜作り | 自分たちの専門を活かすとともに新たな能力の獲得を目指す地域資源・地域文化・市民交流の取り組み |
島根大学 松久 幹也 | 就活に輝きを! SURHUNT(サーハント) | 島根大学性と島根県内の企業をつなぐイベントの企画・開催事業の展開 |
島根大学 ものづくり部Pimアプリ制作部門:田部 寛、中村 優利、宮崎 翔 | 松江から始まるサバイバルゲームのIT化 | サバゲー初心者でも活躍できるアプリ開発で、松江サバゲーフィールドからまちおこしを目指すプラン |
島根大学 ワンサプ 上野 宙斗、新見 龍之慎 | ワンサプ | ニーズを掘り起こし、「気になるプロティン数種類のお試し利用」「定期購入」ができるアプリを開発するプラン |
広島大学 板垣 翔大 | Mond:住民の声を可視化して街づくりの仕組みを変革する | どんな場所でも住民が快適に暮らせるふるさと作りに貢献するスタートアップ起業の設立 |
島根大学 片岡 諒 | 医学部発のベンチャー薬雲(やくも) 学生が起業するということ | 薬学・医学の豊富な知識と野草食が原点。体調を改善する薬草酒の開発と販売 |
事後アンケートでは島根大学の教職員、自治体や企業の方から以下の感想をもらいました。
「社会人の起業と学生の起業では悩み事が全く違うということを改めて感じることができました」
「普段はなかなか聞く事ができないような貴重なお話を複数の学生さんから聞くことができ、非常に充実した時間を過ごす事ができた」
「どの発表も、本気でいろいろ考えて進めていることがよくわかり、大変すばらしかったです」
「スタートアップ的なアイディアもあり、実際に実績を作られている方もいて勉強になりました!」
「それぞれの発表内容が充実していたこと、学生さん同士の質疑応答が具体的で深かったこと、今後の新しい展開が垣間見えたことから、とても良い交流会だった」
本当に密度の濃い活動報告&交流会でした。