7⽉28⽇(水)のお昼休みに開催された本セミナーには本学の教職員81名の参加者がありました。
学生のオンライン授業評価は昨年度の授業を受けた2年生以上の学生に実施し,428名が答えてくれたものです。学生からは下記のように真剣に授業に取り組んでいるからこその要望がありました。
「オンラインで学力評価をするなら、ペーパー試験での知識理解を問うより、説明させるなどの活用させた内容にするべきだと思った」
「課題の評価やコメントを頂けることは学生のモチベーションに大きく影響する」
「グループワーク内での活動の貢献度や適正さも含めて個人内評価が行われるように期待したい」
「提出物に点数や評価を必ずつけてほしい。また回答もつけてほしい。何がだめで、どこで間違えたのかが分からない」
そこで,「教え方」と「学び」と「評価」のサイクルを回す方法について研修を行いました。
学生にとっても教員にとっても学びの目標を明確にすることと評価を明示することの大切さを確認した後,「基礎知識」「応用」「関心」それぞれの授業のテーマに合わせて,オンライン授業に適した学習評価技法について説明しました。
対面授業の評価でも基準は重要ですが、オンライン授業ではすぐに質問できない場合もあり,ルーブリック等の評価基準を事前に用意しておく必要があるため,その作成方法についても確認しました。
大学教育センターは島根大学moodleにFDコースを用意しています。アーカイブもありますので,必要に応じてご覧ください。 https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle_2021/course/view.php?id=313