島根大学 島根大学教育センター

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令和6年度優良教育実践表彰被表彰MV

令和6年度優良教育実践表彰被表彰

Recipient of Excellent Educational Practice Award

令和6年度採択者一覧

氏 名 代表者
所属学系
代表者
職名
教育実施活動の名称(テーマ)
野本 瑠美(代表)
飯野 公央
人文社会科学系 准教授 島大和菓子プロジェクト
―人文学分野からの産学連携への挑戦―
三原 毅(代表)
材料エネルギー学部全教員
機能強化推進学系 教授 教員と学生がともに学ぶアントレプレナーシップ教育
~新材料・エネルギー技術で新たな社会を作り上げるアントレプレナーへの道を通して~
長尾 大志 医学・看護学系 教授 胸部X線写真読影道場『肺の孔』
遠藤 健史(代表)
白石 吉彦、和足 孝之、坂口 公太、樋口 大、木島 庸貴
医学部附属病院総合診療医センター 講師 学外指導者と、医学生アシスタントの協同による、エコー教育コース(高度総合診療力修得Cコース)
香川 奈緒美(代表)
佐藤 桃子、土江 梨奈
教育学系 准教授 外国にルーツのある子どものサポートプロジェクト
吉田 俊幸(代表)
藤田 恭久
理工学系 准教授 地方大学を熱くする学生の学びファーストの研究室活動 ~ 留学生を迎えて ~

島大和菓子プロジェクト―人文学分野からの産学連携への挑戦―

活動内容

松江は日本三大菓子処の一つであり、和菓子消費量が全国屈指のまちであるが、近年では和菓子離れが進み販売戦略が課題となっている。
このような課題に対し、2022年市内の企業(彩雲堂)と共同で立ち上げたのがPBL型正課外教育の本プロジェクトである。
活動の結果、新商品・新サービスの開発に繋がり、企業の課題解決に役立った。また活動を通して、学生の主体性や課題解決能力が養われ、専門分野への学習意欲も高まった。

代表者

野本 瑠美(人文社会科学系)

教員と学生がともに学ぶアントレプレナーシップ教育
~新材料・エネルギー技術で新たな社会を作り上げるアントレプレナーへの道を通して~

活動内容

本学部の研究成果・技術を如何に活用するかに焦点を置き、1年間を通じたグループ活動により、5つのTaskを行う。
1年間のまとめとして、本学部の研究成果を活かしたビジネスプラン提案発表会を開催し、企業等からフィードバックをもらうことで、学生への学びの動機付けを行う。 また、ビジネスプラン提案にあたっては、実現可能性や今後の課題等について教員も考え、研究成果の社会実装について教員と学生がともに目指していく。

代表者

三原 毅(機能強化推進学系)

胸部X線写真読影道場『肺の孔』

活動内容

胸部X線写真の読影に苦手意識を持つ学生が多く、正課内での指導に時間的制約もあることから、学生のための週一回1時間程度のオンライン胸部画像読影勉強会を着任1ヶ月後から開始した。
あらかじめ学生に画像を供覧し、その場で学生の読影を共有し長尾が画像の正解読影を実際に行い、読影能力の向上を目指す。

代表者

長尾 大志(医学・看護学系)

学外指導者と、医学生アシスタントの協同による、エコー教育コース(高度総合診療力修得Cコース)

活動内容

高齢化が進む日本では、高齢者の複数愁訴に対応する総合診療が求められる。この診療に全身を正確にかつ安全に評価できる超音波診断装置(以下、エコー)は必須である。
当コースでは不足する指導者を学外から招聘することで、全国に先駆けエコー教育を実践してきた。各地の指導者からエコー活用法を習うことは、実臨床のイメージを高め、全身診療の体得、病棟実習へ適応へと繋がる。

代表者

遠藤 健史(医学部附属病院総合診療医センター)

外国にルーツのある子どものサポートプロジェクト

活動内容

大学と地域(しまね国際センター、教育委員会、地域の学校)とが協働し、県内在住の日本語が母語ではない小中学生を対象とした学習支援と居場所づくりを行う活動。
本学からは教育学部・人間科学部・医学部・総合理工学部・法文学部の学生が課外活動として参加をしており、地域の専門家やボランティアと一緒に、子どもたちや地域のニーズに応答する教育活動を検討・企画するとともに、定期的に実施する学習・交流活動の運営の一部を担う。

代表者

香川 奈緒美(教育学系)

地方大学を熱くする学生の学びファーストの研究室活動 ~ 留学生を迎えて ~

活動内容

当研究室では継続的に多くの優秀な留学生を獲得し、教育研究活動に取り組んできた。特に2024年度は留学生4名の学生表彰者を出すという大きな成果に結びついた。
これは、当研究室では学会発表や論文発表はもとより、展示会への出展やOJTでの企画力の涵養、大学発ベンチャーとの連携など、学生たちに様々な機会を与えるため教員が一丸となって学生たちと向き合ってきた成果であり、範例の一つとして紹介する。

代表者

吉田 俊幸(理工学系)

島根大学でつながる学び