島根大学 島根大学教育センター

島根大学 島根大学教育センター

総合診療・地域医療の
自立学習型ネットワーク教育

Independent Learning Network Education

島根大学医学部において、より良い総合診療医を育成するために、
地域と大学を連携させたプロジェクトを実施しました。

「総合診療医」とは?

なぜ「総合診療医」を育成するのか?

「総合診療医」を育てる上での島根大学医学部における課題

課題を踏まえて実施した取り組み

1人手不足の解消
しまね総合診療センターを島根大学病院内に設け、総合診療医間のコミュニティーを充実させた。
6名の総合診療医を総合診療センターに配属→常にセンターに総合診療医がいる状態に。
Slackを中心に総合診療医間におけるネットワークづくりを行った。
2学習環境の強化
Video on demand

医学生・初期研修医向に向けて時間や場所に囚われずに学びを深められるよう92件の教育用動画を公開。(すべて無料で閲覧可能。)

Adavanced VOD 43

専攻医に向けてハイレベルな学びを深められるコンテンツを提供。

パラダイムシフト

パラダイムシフトとは、若手総合診療医が若手総合診療医を教えるという仕組み。バーチャルのメリットを有効活用することで自分が所属していない組織と繋がりをもつことが可能に。

2経験の場の充実
大学病院内で「院内実習 総合診療レクチャー」を実施

現場で働く医師から指導を受ける機会を設けることで、「総合診療医」というものを肌で感じることができる。

「自主的なシンポジウム」を開催。

実際に「総合診療医」について地域で学び、ニーズを知ることで、将来の方向性について考える。 総合診療医に必要な「視野の広さ」と「視座の高さ」を身につけ、“総合診療医力”を磨くことができる。

学生の声

  • 総合医療医になるために、何を学ぶべきか分かってきた。
  • 地域の総合診療医から学ぶことで、地域医療に興味をもつことができた。
  • 地域の医療現場に行ってみたいなと思った。

入学前の学生を対象にした取り組み

地域医療体験を経験したことのない入学前の学生たちが、
入学後どのような医師になりたいのか不明なままであった。

今後について

地域と大学が密に連携することで、
「チームしまね」として“未来の総合診療医”を育成していきたいと思っています。

島根大学でつながる学び