本学では令和6年度以降の入学生を対象にクロス教育をスタートしました。
各プログラムの修了に必要な単位を取得した学生も増えてきたため、履修を検討する皆さんの参考になるよう、履修した方々にクロス教育での学びについて伺いました。
※学年は2026年3月時点です。
■アドバンストプログラム履修者(人間科学部人間科学科 2年生)
こちらの方は、キャリアデザインプログラムベーシックコース(テーマ別プログラム、以下CDPベーシック)と福祉社会コース専門プログラム(同学部異領域専門プログラム)を履修し、2年生後期の終了時点で、アドバンストプログラムの修了に必要な単位を取得されています。
アドバンストプログラムは2つのプログラムを修了する等の条件を満たすことでり修了できます。詳細は、こちらをご参照ください。
Q. 多様なクロス教育のプログラムがある中で、なぜこの2つのプログラムを選びましたか?
CDPベーシックに興味を持ったのは、友達から一緒にCDPベーシックを履修してみないかと誘われたことがきっかけでした。それから、プログラムの内容を大学のホームページで確認してみたり、説明会に参加してみたりする中で、CDPベーシックへの関心が深まりました。ホームページや説明会の内容から、「将来を不安に思っていたり、進路に迷ったりしている」という自分の状況を少しでも変えることができるきっかけになるかもしれないと考えたことが理由で、CDPベーシックを選びました。
そして、私は人間科学部のコース分けで、心理学コースと福祉社会コースのどちらにするか悩み、最終的に心理学コースを選びました。しかし、福祉についても学びたいという思いを持ち続けていました。そのとき、クロス教育に福祉社会コース専門プログラムというものがあるということを知り、このプログラムは心理学だけではなく福祉も学びたいと考えている自分に適していると思ったことが理由で、福祉社会コース専門プログラムにも登録しました。
Q. それぞれのプログラムの中で、印象に残った授業や経験はありますか?
CDPベーシックでは、有形商材か無形商材かというような軸を用いて自分の気になる複数業界・複数企業を比較し、業界・職種研究をしてスライドを作り、グループ間で発表するという授業が印象に残っています。自分の気になっている業界について深く学ぶことができただけではなく、他の人の発表を聞いて、自分とあまり関わりの無かった業界について知るきっかけにもなりました。この経験から、自分と関わりの無かった業界を含む、幅広い業界について理解を深める必要があると気が付きました。
福祉社会コース専門プログラムでは、福祉の現場で働いているゲストスピーカーをお呼びしての特別講義が印象に残っています。福祉施設の設備に多くの工夫がされていることや、利用者さんとの関わり方についてのお話を聞かせていただきました。これを通して、個々の特性を理解して関わることや、その人の立場に立って考えることの大切さを学びました。これは福祉の現場だけではなく、日常生活においても重視されるものであるため、常に意識して行動していきたいと考えました。
Q. そのようなプログラムを通して学んだことや自身が成長したと感じることがあれば教えてください。
CDPベーシックでは、授業を受ける中で自己分析を進めることができました。「わたしたちのウェルビーイングカード」を用いた授業では、自分がキャリアにおいて大切にしたいことが何かを知ることで、自分の価値観についての理解を深めることができました。また、「エゴグラム」を用いた授業では、自分の行動パターンを客観視し、良くないところを見つけることができました。授業中に自己分析が進んでいく中で、自分でも進めてみたいと思うようになり、就職情報サイトに登録して価値観分析や能力分析などを行うようになりました。
福祉社会コース専門プログラムでは障害者福祉や児童福祉、精神保健福祉などを学ぶことができ、人間科学部の他のコースの学びと関連する授業が多くありました。例えば、このプログラムで学んだ内容が心理学の授業でも扱われたときは、その内容のより深い理解に繋がりました。また、心理学のレポート作成や発表を行うときにおいても、福祉の視点を踏まえて考えることができるようになりました。他の分野と結び付けて考える力や、複数の視点から物事を考える力が身に付いたと感じました。
Q. それぞれのプログラムはどのような人に薦めたいですか?お薦めポイントと合わせて教えてください。
CDPベーシックは、自分の将来、キャリアについて不安がある人や、自分の興味・関心の幅を広げたい人にお薦めです。業界研究や学部・学年を越えた交流、企業の方によるゲスト講義などの機会がある授業があり、様々な業界や同じ授業を取っている他の人の考え方について知ることができるため、自分のキャリアを考える上で役に立つというところがお薦めポイントです。また、毎時間席替えをする授業もあり、多くの人と交流するため、交友関係を広めるきっかけにもなります。
福祉社会コース専門プログラムは、同学部異領域専門プログラムの1つであるため、私と同じように、人間科学部で他のコースを選んだが、福祉も学んでみたいと考えている人にお薦めです。今後に生かすことのできる、自分のコースと関連づけられる知識や力を身に着けることできるというところがお薦めポイントです。また、現場で働くゲストスピーカーの特別講義や映像など、事例を多く用いる授業であるため、他のコース所属でも理解がしやすいです。
クロス教育は島根大学の2024年度以降入学生が対象のプログラムです。登録を希望する皆さんは各プログラムの詳細を確認の上、以下の申請手続きページからご確認ください。